アーキテクトへの未知

ITに興味のない人間がITの世界に身を置きITのアーキテクトを目指すための備忘録

きっかけ

ブログを書こうと思ったきっかけを書いておこう。

 

本日、

2019年4月27日(土)

雨ときどき曇りのち晴れ間もあり

最高気温13.2℃、最低気温8℃

 

最近色んなことがあった。

 

○ 新年度の始まり(この4月で社会人18年目)

○ 平成が終わり令和になろうとしている

○ 本を読もうと思った(kindle unlimited登録)

○  「自分を変える習慣力」という本を読んだ

○ 【クラウドネイティブ革命!エンジニア育成と組織文化形成】というセミナーを受講した

○ 10連休

○ 愛娘の6歳の誕生日

 

 

詳細。

 

○ 新年度の始まり(この4月で社会人18年目)

2002年4月にIT業界に新卒入社して、今年で18年目に突入する。

 

以来、いわゆるSEとしてずっと同じ会社に勤め、

製品主管(6年)→フロント(6年)→バックオフィス(5年)

と渡り歩いてきた。

 

18年目ともなれば中堅を超えて古株一歩手前くらいの域。バックオフィス4年目で主任と言う役職をもらい、今年度はもう一つ上のエンジニア職になる見通しで、私はあまり出世欲はないけど、やはりありがたく、嬉しいことではある。

今まで以上に頑張らないとなぁ、と漠然と思ったりする。

 

 

○ 平成が終わり令和になろうとしている

全ての日本人にとって今年は大きな節目になる。

1989年1月8日に始まった『平成』が、今上天皇の生前譲位という形で2019年4月30日に幕を閉じ、2019年5月1日から『令和』と言う新しい元号を迎える。

 - 年数: 30年112日

 - 月数: 363ヶ月22日

 - 週数: 1,581週2日

 - 日数: 11,069日

 

31年前の昭和天皇崩御に伴う『昭和』→『平成』のときと違い、世の中に悲壮感はほとんどなく、新しい時代にかける期待が大きいように感じられる。

私自身、昭和に生まれ、平成を生き抜き、令和を経験することに、人知れずワクワク感やドキドキ感を内に感じている。

 

 

○ 本を読もうと思った(kindle unlimited登録)

世の中が平成31年史を振り返りまくる中、自分も少し振り返った。

 

大学を卒業し、SEとして社会人を始め、ITが全く分からず興味も湧かないまま時が流れ、挫折しまくり心も折れまくり、それでも何とか辞めず、やがて結婚し、マンションを購入して、子供が生まれ、マンションの買い替えも経験し、何とかかんとかここまで来たなあ、と。

 

それにしても自分には蓄積がない。

知識やスキルが薄っぺらい。専門と言える分野がない。かと言ってマクロな視点で見通すこともできない。飲み屋で周りのグチばっかり言ってる。今いる組織や役割を外れたら何も残らない。自分が人材募集する立場なら間違いなくこういう人は採用しない。

と、ネガティブなことばっかり浮かぶけど、じゃあ未来に向けてもっと成長しよう!と具体的な行動も起こしてない。どこかで、まあ何とかなるだろう、と思ってる。

 

でも、本当に大丈夫なのか?このままで何とかなるのか?ナンクルナイサなのか?

 

性格上、経験上、大きな目標掲げてもできないので、とりあえず本を読もうと考えた。

 

本を読む→成功する(十分条件

とは限らないけど

成功している→本を読んでいる(必要条件)

 

はどうやらほぼ成り立つらしいので。

成功は必ずしもお金持ちになることや偉くなることだけではなく、心が豊かになる、人生を楽しめる、周囲に良い影響を与えられる、とかとか。

 

とは言うものの、元来、生来、本を読む習慣がない。小学生の時、夏休みに20冊読むこと!みたいな読書の宿題で、1冊の本の中の1つの章・セクションのタイトルを"本のタイトル"として書いた闇が思い出される。

 

何を読めば良いのか?技術書?経済書?会計関連書?自己啓発書?

何から読むにしても少しはお金がかかる。お金出して買って、役に立たなかったら…途中で挫折したら…そもそも読まなかったら…

本を読まない人の典型的な悩みに苛まれる。

 

ふと、kindle unlimited なる文字を目にして、月額制…読み放題…これだと上の悩みが少しは解消されるかもと思ふ。周りにやってる人いないか聞くも有益な情報なし。

 

1週間ほど悩んだある通勤の朝、山手線の短い待ち時間に、とりあえず始めるだけ始めよ、とポチリした。(30日無料期間あるねんからさっさとやれよ、と今思う)

 

https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/signup

 

 

○  「自分を変える習慣力」という本を読んだ

kindle unlimited で読める本をてきとーに探していて、たまたま「自分を変える習慣力」という本を読んだ。

 

会社の行き帰りの電車とバスの中で(超絶遅読な私が)さっと読める程度の難易度と分量。

 

・プロローグ

   とあるビジネスマンが変わって成功したお話し。→ふーん。(懐疑的)

・Chapter1

    無意識化されたら習慣になる。→まあ、そうかもねぇ。

・Chapter2

    潜在意識をプログラムすれば労力なく自動化。→原理的にはそうでもさぁ。

・Chapter3

   習慣化の初期段階で無理し過ぎて挫折。→ギクッ。

・Chapter4

   小さな習慣の積み重ねが大きな成果に。→分かってるけどできないヤツや。

・Chapter5

   本当の目的を明確に。→仕事でも同じこと言われる。

・Chapter6

   非効率な残業とかその場凌ぎの飲みとかやめて、自分とのアポイントを最優先に!→あっ。

・Chapter7

   原因論より目的論の習慣を!→あぁ…

   積極的な捉え方と自分の客観視→ああぁ…

 

「あ、俺です…」「え!?どっかで見てた?」「す、すみません…」「あっ、あぁ…」と車内で苦悶するおっさんリーマンがいた。

 

恐らく、読書量の多い人には良くある自己啓発書の1つくらいだろうけど、非読書家の私には、と言うか私ですらこう言う話し、初めて読んだ訳ではないけど、なんか刺さった…

そう言う精神状態だったのか、タイミング的なものなのか。とりあえず刺さった。

 

で、すぐに起こした行動は

「会社のスケジューラに週に3回18時半に帰るマークを入れた」

 

自分とのアポイントを最優先しよう。

 

 

○ 【クラウドネイティブ革命!エンジニア育成と組織文化形成】というセミナーを受講した

https://fabbit.co.jp/event/fabbit-otemachi-20190425/

 

週3 18時半運用間もないとき、⬆︎のセミナーに参加した。

きっかけは、兼務先(昨年度に続き何故か他部署を兼務)の業務に関係しそうな内容で、クラウドネイティブというトレンドワードもあったけど、一番大きかったのは18時半ゴーホームができること。

 

結果的に、私にとっては「革命」という言葉が大袈裟ではない内容になった。

 

・「2025年の崖」の脅威

・変化なくして存続なし

・教育コースも充実してるよ

・スタートアップ企業がサービスやるよ

 

というセッション内容。

これだけでも技術者としての自分を見直すには十分な内容。

が、この後のパネルディスカッションにやられた。

 

・モデレーター

どこの居酒屋にもいてくだ巻いてそうなSIer大嫌いなITコンサル系CEO

・パネラー

金髪、ダメージジーンズの元ハードロッカー現スタートアップCEO

胡散臭いヒゲおじさんのMicrosoft Cloud Security Architect

草臥れた雰囲気を隠さない元大手ベンダー現教育会社事業部長

 

濃すぎ…

正直、ディスカッションの準備中に帰ろかなと思った。時間も17時半頃だったし。

 

でも、帰らなくて良かった。

文字に起こしてもあの雰囲気は伝えられないのでやめとくけど、

 

・本当のクラウドネイティブ

・ユーザー企業の内製化

・ITベンダーの無能化

・IT部門の役割

・アーキテクトたれ!

 

という内容をおもしろく、熱く、真剣に議論してるオヤジ達がただひたすらカッコよかった。もっとも印象に残ったのは、

 

クラウドネイティブはビジネスに直結する」

 

という点。

 

現状 → ゴール

 

に向かうまでに、

長い時間構想を練って、モノを買って、待って、組み立てて、テストして、やっと動いた頃にはゴールが変わってて…

ではなく、サービスを組み合わせて動かして、ダメなら足したり引いたりして、ゴールを実現する。

安い、早い、シンプル、楽。

 

この衝撃を受けて、自分の中には

危機感

無能感

焦燥感

高揚感

がごちゃ混ぜになったような感情になり、「これヤバイ!」って感じが沸き起こって、ステータスが「らん」になった。

 

全く整理が付けられないまま、この衝動を何とか共有したくて、思わず一緒に参加してた入社3年目の女性社員さんを誘ってさっきの内容について議論することに。

幸い、その彼女も近い、もしくはそれ以上の衝撃を受けたようで(勝手な推測)、普段の大人しそうな印象とは違って熱く語ってくれた。

「らん」状態の面倒くさいおっさんに付き合ってくれてほんと感謝。と共に、若手社員が今日の話を聞いて「よー分からん」ではなく同じような危機感とかやらなきゃ感を持ったことに素直に嬉しかったのと、自分の3年目を思い出してそっと閉じた。

 

帰ってからもとにかくクラウドネイティブ関連のキーワード検索して、ヤバイヤバイと思ってたらいつのまにか落ちてた。

 

 

○ 10連休

衝撃のセミナー後、衝撃の10連休まであと1営業日。

 

衝撃冷めやらないまま、この日は9時から18時頃まで分刻みの打合せスケジュール。どこの売れっ子アイドルやねん、ダブルブッキングしてるやんけ、とセルフ突っ込みしながら、打合せに気が入らず。

 

所属部門のキックオフMtgで今年度の目標とか聞いて、その目標や業務が重要だとは思うけど、なんとまあドキドキもワクワクも少ないのだろうと感じた。

 

この業務は一体何のためにあるのか

 

もちろん、今のやり方のなかでは意味がある業務なんだろうけど、会社として、部門として、個人として、

現状→ゴール

に向かう最適なやり方なんだろうか。会社が肥大化してシステムが複雑化して、部門や個人レベルのやるべき事がブラックボックス化され、結果、「2025年の崖」に向かっているのではあるまいか。

 

そんな事憂いながら、クラウドネイティブな要素が殆どないまま分刻みスケジュールが終わり、大型連休に向かう。

 

 

○ 愛娘の6歳の誕生日

10連休初日。寒い…天気も良くない…

でも、何とか雨は降らず、朝から娘の誕生日を祝ってお出かけ。

銀座行って、水陸両用バスに乗って、豊洲から海に入って、レインボーブリッジを海から見て、陸に戻って、レインボーブリッジ渡って、銀座に戻る。

ランチはザギンでスーシー。チョコレートケーキ買って帰路に着く。

 

娘の喜ぶ顔を見ると、こっちも嬉しくなる。改めて子どもってすごい。生まれてきてくれて、健康に育ってくれて、笑ってくれて、ありがとう。

 

この笑顔を絶やさないこと、もっと笑ってくれること、健康でいてくれること。

私の目指すゴール。

そのためには、自分自身も健康で、成長して、笑わないといけない。仕事もプライベートも充実すること。

 

技術者として目指す方向にクラウドネイティブがあるのかもしれない。少なくとも、今のままではいつカタストロフを迎えても不思議でないし、誰にも文句も言えない。

小さな一歩。

新しい技術、クラウドネイティブなアーキテクトを目指す。

自分のアポイントを最優先にする。

その経緯を記しておこう。

記すならいつでもどこでも書けて、見れて、公開できるブログにしよう。

 

そんな訳でブログことはじめ。

 

早速、"習慣化の初期段階"で5,000文字近く書いてしまって、先が思いやられる。

明日からは一言メモレベルにしよう。

 

そう言えば同期のオススメで買ったシックスパッドも4月からやってる。たるたるお腹の改善にも挑戦。